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三原白竜湖トレイルランレース完走記

9月13日(日)広島県三原市で開催された、三原・白竜湖トレイルランレース37㎞、ロングコースに参加してきました。
3時45分、TH2さんに迎えにきていただき(本当にありがとうございます)、丸亀を出発。
約1時間40分で会場の白竜湖スポーツ村・白竜ドームに到着しました。
途中、会場近くの温度表示は17℃でしたが、会場であるスポーツ村・白竜ドームはもっと気温が下がっていた気がします。



受付する前に、記念撮影。私のTシャツは、初めてマラソン大会(青森県十和田市で開催された駒街道マラソン大会10㎞)に出場したときの参加賞です。
寒いけど、やせ我慢しています。


TH2さん、このぐらい着込んで丁度良いくらいですね。


ここがスタート地点です。
トレイルランレースへの参加は、今回で2回目です。
7月5日、神鍋高原での世界ジオパークトレイルランは42㎞、5時間33分37秒で完走しました。
このときは、上りは徹底して歩く戦法で臨みました。
今回は2回目ということと、神鍋を走った経験から、目標タイムを5時間以内としました


スタートの前に準備体操です。



準備体操を指導しているのは、奥宮俊祐さん。プロのトレイルランナーです。
奥宮さんといえば、ハセツネでの壮絶なデッドヒートの末、相馬剛(故人)に破れ、2位となったレースをテレビで見たことがありました。その時優勝した、相馬剛さんは、奥宮さんを称して、尊敬もし、恐れてもいると語っていました。そんな方が間近にいるのはとても光栄でした。



今回の大会は、第5回記念特別企画として歴代の優勝者も参加。その中には、現在、ハセツネ2連覇中の上田瑠偉さんも招待参加していました。
参加名簿によると、37㎞のロングコースには、男子410名、女子48名の合計458名の方がエントリーされていました。
スタート9分前です。この位置は、何とスタートラインのトップです。こんな位置に並んでいいの?なんて思っていたら、奥宮さんがやってきて、「さぁ記念撮影しましょう」とTH2さんの隣にやってくるではないですか。
参加者全員集合の最前列、しかも奥宮さんに超接近で、大会スタッフやカメラマンの方が写真を何枚か撮りました。
絶対、来年の大会ホームページを飾ると思いますので楽しみです。


7時スタート。50mも走らないうちに、あっという間に包み込まれました。みなさん、もの凄いスピードで駆け出します。
私も500mくらいはTH2さんに付いていきましたが、もう無理と判断しマイペースで走ることにして、TH2さんには、お先にどうぞと言いました。TH2さんは、快調に走り去っていきます。あの勾配を5分/キロ切るぐらいで走ったといいますから流石です。
約2㎞のロードを登っていくのですが、かなり苦しくあっという間に150人くらいには抜かれたと思います。TH2さんの背中はこの時、1度だけチラッと見えましたが、以後姿を見ることはできませんでした。
この時、他のみなさんとのレベルの違いを思い知りました。

(スタート9分前の写真)この後、全員集合の写真を撮りました。
オールスポーツの写真が楽しみです!!



2キロのロードが終わり、トレイル、林道が続きます。最初は何とか走れていました。驚いたのは、奥宮さんが後ろから、「頑張ってください~」声をかけながら走り去ります。
時計を見ると、7時40分ごろです(スタートから40分)。
そう言えば、みなさんを見送った後、後ろから追いかけます~なんてアナウンスしてました。何とか追いかけて写真を撮りました。全く異次元の走りでした。


第1エイド、7キロ地点です。53分で到着。ここのエイドは充実していました。


ぶどう、ぶどう、ぶどう・・・・ぶどう美味かった。


なし、なし、なし・・・・・なし美味かった。他にも桃ジャムとかいろいろあり目移りしそうになりましたが、しかし長居はできません。


そして、奥宮さんがにこやかに出迎えてくれます。小学生みたいな感想だけど、すごい人だなぁて思いました(笑)。
横にあるコーラの箱もすごい数です。復路には、またこのエイドで、梨を何個も頬張りました。



10キロ地点。1時間16分経過していました。この時は、5時間は切れるとまだ確信していました。


ヤッホー!!ポイント!恥ずかしがらずに、さぁどうぞ!の看板がありました。
周りに数人いましたが、誰も恥ずかしくて?ヤッホーとは叫びませんでした(私も)。


でも景色は素晴らしかったです。


風情のある橋を渡ります。この当たりまではまだ元気かな。


眺めも素晴らしいし、写真撮る余裕も多少ありましたが、17キロ地点の看板を見たとき思ったことは、「えっまだ17キロしか走っていない?」というのが感想でした。
神鍋の時には、20キロ地点で感じたことは、もう20キロ走ったの、なんて思いましたが、今回は、10キロ地点からの激しく大きな上りと続くアップダウンでヘロヘロになっていました。


ロードに入ると、意地で前を追いかけました。山で離され、ロードで追いつく展開に(負け惜しみ)。



高さ30mの瀑雪の滝です。写真撮りながら休憩。


エイドが多く充実していました。本当に助かりました。


ただの登り下りではないのです。岩場が多く、足を滑らせ転んでしまいました。
2回、転けてしまいました。何気に後ろからのプレッシャーを感じるのです。


以後は、写真を撮る元気なく、とにかく痙攣との戦いでした。
レース中に痙攣するのは初めてのことでしたし、途中リタイヤも頭をよぎりました。
両足の大腿四頭筋と左膝上の筋肉。これが順番に攣ります。
攣ったら元に戻るまで歩き、それでも駄目なら、木にしがみついて苦悶してました。

残り、11キロ地点。ここで4時間5分経過。もう5時間切りは無理だと思いました。
しかし、ここからのトレイルが一番走りやすかった区間です。足にも優しくて、さっきまで攣りまくっていた足でしたが、楽しく走れました。


結局、残りの距離は歩きたいという気持ちを断ち切って、走りきることができました。
最後の2キロのロードは、暑さと足の痛みでまともに走れませんでしたが、ゴール前は、カメラに向かって芝生の上を目一杯弾むように走り、ガッツポーズでフィニッシュしました。


ゴール後、すぐに完走証が発行されます。
5時間43分15秒、あひゃ~。




TH2さんを待たせてしまったなぁなんて思いながらドームの中に入るとTH2さんはすでに着替えを終えており、両足伸ばしてまったり。
さすが~と思いながら、TH2さんに声をかけると、TH2さんは下手に動くと足が攣るらしく苦悶の顔。
TH2さんでも足攣ったりするんだと単純に驚きました。

私も着替えて、取り敢えず2人で昼食。うどんとのり巻きを食べ、それから白竜湖リゾートで入浴。

そこで、二人の共通した感想。

「白竜湖、舐めてましたね!」

こんなにキツイとは正直、予想だにしていませんでした。

帰りの車の中、反省と今後のことについて話すも、また、レース回顧に。
少し悔しさを滲ませるレースでした。

正直、それなりに走ってきただけに、打ちのめされた感じです。

来年参加するかどうかは微妙なところです・・・・(弱気です)

TH2さんは、来年、ショートコース(20キロ)に参加しようかなぁなんて言ってましたが、私は・・・・

もっと脚力鍛えないと・・・・
もっと筋トレしないと・・・・
もっと楽しく走らないと・・・・

やっぱり最後は、無理せず楽しく走れるようにしないと続きませんね!

翌日、今日ですが、今まで経験したことがないくらい筋肉痛がひどいです。
今も、歩き出しは足があがりませんが、少し歩くとこなれてきます。
これまたショック。


良い経験と考え、次に活かしたいと思います。

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プロフィール

ken

Author:ken
年も年なので無理しないように、走っています。
歩かない、諦めない、唾を吐かない、感謝の気持ちを忘れない。


【自己ベスト】ネットタイム
■10㎞
 45分36秒 H19.10.7 
 とわだ駒街道マラソン
 (非公認)
 45分05秒 H28.3.13
   鳥取マラソン
■ハーフ
 1時間39分39秒 H28.11.6
 清川やまびこマラソン
 
(非公認)
  1時間36分32秒 H28.3.13
  鳥取マラソン
■30㎞
 2時間37分29秒 H21.7.26
 釧路湿原マラソン
(非公認)
 2時間19分02秒 H28.3.13
 鳥取マラソン

■フル
 3時間21分35秒 H28.03.13
  鳥取マラソン

■ウルトラ
 10時間23分7秒 H30.10.21
  四万十川ウルトラマラソン

【2023結果】
■ハーフマラソン
 
■トレイルラン
 
■フルマラソン
愛媛マラソン R5.2.12
3時間55分36秒

■ウルトラマラソン
 えびすだいこくウルトラ100kmマラソン R5.5.28
 12時間22分36秒

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