レースから10日以上経ってしまいましたが、今更ながらの完走記です。
1月8日(日)、朝5時20分新横浜駅から羽田空港行きのリムジンバスに乗り込みました。
目指すは、第18回国営讃岐まんのう公園リレーマラソンです。

(THさん、TH2さん写真お借りしました、他に何枚かも)
実は、THさん、TH2さんに内緒にしての出発でした。ただ、ビックリさせたいだけ・・・
羽田空港7時25分発ANA530便で高松空港へ。
高松空港からは、琴空バスでまんのう公園方面を目指しました。まんのう公園まで直接行ける方法はないので途中でバスを下車して、会場の公園まで走って向かうことにしていましたが、事前の天気予報は雨。


2日前に、カジさんから連絡があり、雨予報なので途中まで迎えに行くとの嬉しいお言葉を頂いていました。
まんのう町役場前でバスを降りてカジさんの嫁さんを待ちます。ほどなく合流し、公園を目指しました。
実は、空港からのバスの中からTHさん、TH2さんにメールを送ってしまいました。
メールの内容は、「高松は小雨ですねぇ。念力(晴れるように)が届かず力不足を感じています。精一杯頑張りましょう」というもの。
応援メッセージなら頑張って下さいですが、自分も走るのですから、頑張りましょうとしたわけです(^^)/けど・・・・
TH2さんは、ピンときたようで・・・TH2さんから電話がかかってきたのです。
その瞬間バレたと思いました(>_<)
案の定、TH2さんから「 kenさん、こっちに来てんの?」
(しらばっくれる訳にもいかず)
「あははは~そうなんですよ、そちらに行ったら顔出します」
でも、まぁ驚いてくれましたね(^_^)取り敢えず成功成功!
そして駐車場から会場をめざしました。空港は小雨だったので、ほどなく雨は止むんじゃないかと思いましたが、小雨からだんだん強くなって来ました。
加えて寒い❄️
急いでチームの陣地を目指します。
我がチームやすだは、やすだ監督を中心に昨年結成された香川支店の職場チーム。私は転勤で本店に来てしまいましたが、今回、有り難いことにリレーマラソンに参加するにあたり私を呼んでくれたのです。昨年の主力メンバーを3名欠きながらも新規に3人のメンバーを加えて平均年齢も若返ってます(^^)/男性6人、女性4人。
監督とカジさんと松健は、朝9時の開門と同時にダッシュで場所を取ってくれたらしい。
雨も強くなり、傘をさしながら、チームの陣地を探します。ある程度の場所は聞いていたので何となく分かりましたが、乱立するテント群を目の当たりにすると、これじゃチームTHの陣地を探すのは相当時間がかかりそうだと思ってしまいましたが・・・・
やっとチームの陣地に到着。メンバーと再会の挨拶を交わしている途中・・・


何とTHさん。そしてTH2さんもいるじゃないですか。


こっちが驚きました!
何と陣地が隣どうしじゃないですか。本当にビックリ‼️
そしてお互い再会にもビックリ。
THさんのブログに再開写真がありました。
そんな展開でスタート30分前に到着したわけでした。
さて、肝心のレースはというと。
監督の目標タイムは3時間47分30秒。
そのための個人設定のタイム表も作成していました。
ゼッケンナンバーは146。天気が良ければ昨年のタイムを上回りたいところですが、この状態では怪我なく走ることが大事。決して無理しないように走ることにします。
とにかく怪我のないように、結果、完走が出来れば良しとすることにしました。
このゴールを目指して・・・・

第1走はM君、新規メンバーの1人です。未知の魅力と体格で勝負。スタート地点で応援です。スタートのカウントダウンもなくいきなりのピストル音🔫
すぐに砂地エリアに移動し応援。M君なかなか快調に走っています。その後、リレーゾーンで待ちましたがなかなかやって来ません。早くもアクシデント発生か?
ようやくM君がやって来ました。走り方が変・・・故障かと思ったら、何と両足のシューズのソールが1キロ過ぎに剥がれたとのこと。あのバタフライの状態で走るのは大変だったとおもいます。その状態で13分16秒で走ってくれました、よく頑張りました。
2番手は松健。昨年も7分台で走っていましたが、今年は足場がドロドロです。でも少し期待。8分59秒で走ってくれました。
3番手は新人のY君。細身でかなり早そうです。普段はフットサルをやっているということで未知の魅力有り。案の定、8分29秒で走ってきました。かなり早い!
4番手は、井○嬢です。昨年に引き続きの参加です。足下の悪い中、11分10秒で走ってくれました。嬉しい誤算です。
5番手は、カジさん。タイムを疑いましたよ。8分8秒!サブスリーいけますよ!
6番手は、松○嬢です。松○さんも昨年に引き続きの参加。丸亀ハーフも走っているランナーさんです。10分50秒の好タイムで走ってくれました。
7番手は、初参加の高○嬢です。この状態で2㎞は楽しいと言ってくれました~、11分43秒の上々のタイム。
8番手は、カジ嫁さん。練習は全くしていないと言いながら、ちゃんと走ってきてくれました。13分45秒です。
9番手は私です。自分で走ってみて実感しました。本来は走りやすい芝生のリレーゾーンですがぬかるんで足を取られます。まさしくリレーゾーンでは転倒者も続出のなか襷を受け取りました。

そのまま坂を登ると砂地ゾーン。ここもグチャグチャ状態で滑りまくります。ここを抜けると舗装道路で下り坂。前半で力を使い、すでに息が上がっています。平坦な道を走り下ったところで500mの看板。まだ500かよ~
下りで加速がつくはずが息が入れてしまいペースダウン。まだ1000mかよ~
それでも舗装路なので何とか走れますが、序盤のダメージと雨と寒さで心が折れそうです。まだ1500mかよ~、まだ残り500mかよ~と思いながら走っていました。
それでもラスト、チームの応援をいただき、腕をしっかり降って走りました。
そして芝生ゾーンへ。足がズボッ、グニュ、滑りますがラストのダッシュ。
監督の想定タイム9分に対して8分59秒。去年は8分20秒でしたので地面の状態が物語ってます。
10番手は、監督。監督は去年よりスリムになってましたが、それでも立派な体格をしています。11分46秒。体重が重い分、滑らず走れたとの弁。まさしくダート馬でしょう。
その中で、新人のY岡君は8分29秒で走ってくれましたから素晴らしい!カジさんの8分8秒は驚異的です。
10人走ったところで、1時間46分35秒。ここで監督から4時間切りは大丈夫との確信発言あり!

ここから2回り目になります。雨はますます強くなり、走路はさらに悪化。メンバーも1回目よりタイムを落ちます。その中で気を吐いてあたのがカジさんとY岡君。この2人は安定していましたね。

レースは時間とともに雨も降り続け、寒さも激しく体が震えてきました。
両足は常に冷たい雨水の中に浸かっている状態で指の感覚がない~
待つ身の辛さです。
私は2本目、9分01秒。
アンカーはY岡君

最後まで彼は速かったぁ。
みんなで手を繋ぎゴールです。
3時間44分14秒。
この状況のなか、目標を上回る素晴らしいタイムでゴールできました。

ゴール後の記念写真です。


あぁ~丸亀まで来てよかったぁと思える瞬間でした。
我々がゴールする前にチームTHは陣地撤収していました。撤収する際、再開を誓って堅く握手。この時も丸亀に来て良かったぁと思えた瞬間でした。
体も芯から冷えてきて、我々も急いで撤収。ドロンコのテント、タープ、シートを畳んでしまいますが、資機材を持参してくれた方々は後で洗いなど大変なご苦労をされたと思うと申し訳ない気持ちで一杯です。ありがとうございました。
監督にホテルまで送って頂き、早速シャワーと思いましたが、先ずは泥だらけのウェアなど下洗いして、ホテルのコインランドリーで洗いました。
それからゆっくり体を湯船に沈め、朝からの出来事を思い返していました。
一息ついて、18時30分からメンバーで打ち上げです。店の前に行くとなんと昨年のメンバーであるA野さんが仕事を終え、合流してくれたのです。休日出勤のためレースには出られず打ち上げに参加してくれたのでした。
時間を忘れて飲みました~楽しかった!
ホテルに戻ったらバタンキュー。
朝、丸亀城ランのつもりでしたが、起きられず走れませんでした。残念です。
翌朝、高松発9時35分のANA543便に乗るため、丸亀駅7時25分発のリムジンで高松空港を目指しました。
まるで昨日まで丸亀に居たような錯覚に陥っていました。なんか東京に出張に行くような。

やはり2年は短すぎでしょう~
また戻ってきたいなあと思いながら、バスの車窓から飯野山、青の山をパチリ。しっかりビデオも撮影しました。

往路の飛行機はガラガラも、復路はほぼ満席。まわりの混雑に否が応でも現実の世界に連れ戻されてしまいます。
昨日からの時の流れの速さを痛感し帰路につきました。
そして・・・
あれから10日あまり、もう10日経ったのかという想いと、まだ10日なのという想いとが交錯しています。
皆さん〜いつかまた会える日まで、お元気に、ありがとうございました。
お世話になりました。
あぁやっと完走記アップできました・・・・