丹後ウルトラマラソン完走記
2016年9月18日、歴史街道丹後100kmウルトラマラソンを走ってきました。
ブログのサブタイトルにあるように、ハーフからフルまで(最近はトレイルも少し)走っていますが、目標は100キロウルトラマラソンを走ることでした。
3年連続で「四万十川ウルトラマラソン」に落選。昨年、当確だと自分自身で確信していた「えびすだいこく100キロ」は落選。今年の「えびすだいこく100キロ」は当選するも、まさかの転勤で断念。
ようやく手にした100キロの切符です。
ウルトラに向けてあまり納得できるトレーニングもできなかったし、体重も増加。不安材料もあったので心配な面はありましたが、それよりも何よりも、いよいよ走れるというワクワク感の方が強かったです。
家族も応援に行くので、丹後には前日入りすることにしました。
自宅を7時にスタート。
途中、横浜町田インターから大和トンネル付近まで渋滞。名古屋から名神に接続するのに渋滞。それ以外は順調でしたが、約590㎞、9時間で受付会場のあるアミティ丹後に到着しました。
16時に会場に着いたときは、かなりの雨でした。

アミティ丹後の出店ブースを見てまわりました。雨脚も強くなり、人影はまばらでした。

トレランバックが50%オフ。欲しいな〜と思いながら、受付会場のある体育館へ。

受付でナンバーカード引換券を渡すと、荷物袋とコースのエイドに置ける荷物袋を2枚、他に冊子や参加賞を受け取りました。

雨が激しくてゆっくりする余裕もなく、今夜の宿のある夕日ヶ浦温泉郷に向かいました。距離にして10キロ程度。
宿は海岸に面するロケーションにありました。夏の海水浴シーズンなら、かなりおすすめの場所です。白砂のロングビーチが約8kmにわたり続いているそうで、天気が良ければ夕日も綺麗でしょう。生憎の天候でしたので残念。
レース前泊については、レースのスタートが朝4時30分ということなので、基本的に寝泊りするだけ。したがって少しでもリーズナブルな宿にしました。家族には不満もありましたが・・・貸し切りで温泉も入れたし良しととしましょう(笑) 宿は奥の庄
宿の近くにある、夕日ヶ浦温泉外湯「花ゆうみ」で夕食。なかなかリーズナブルで美味しくて良かった。そのあと、朝食用に近くのスーパーでおにぎりを3個買いました。
温泉に入ってからレースの準備。レース途中で着替えるかどうか迷いました。
着替えの荷物を置ける場所は
53.9キロ地点の弥栄(やえい)庁舎
71.8キロ地点の碇高原
早めに着替えてリフレッシュするか、後半に着替えてライトスパートするか・・・
考えに考えて(5分ぐらい)、後半勝負を選択。となれば、死ぬ気で走るつもりで「ぐわぁT」を後半に着用することにしました。
持ち物はカメラと小銭だけ。エイドが29か所と豊富なので、サプリやスポーツ羊羹などは一切持たずで大丈夫と思いました。
レースプランはほとんどなく、最初は気持ちの良いペースで入って、最後は頑張るだけです。
20時30分には布団に潜り込みました。予定では2時起床。3時に宿を出発し、3時30分には会場へ行く予定でした。
しかし、しかし、なかなか寝付けません。
頭の中が興奮しているのか、眠気はどこへやら。
しかたがないので、スマホを見ながら、ブログチェックです。
THさんのブログをチェックしていたら、なんとTH2さんが凄い事しているとの記事が・・・
えっ!
(@_@)
うそでしょ〜
一人で・・・・
TH2さんのブログ見たのが22時過ぎ。ますます目が覚めてきました。
ここまで眠れないと、もう無理に寝るのを諦めました。横になっているだけで体は休まるさ〜と思いながら悶々としていました。
もう0時まわっています。あと2時間で起床時間だぁと思っていたら、いつしか寝ていたんですね。あっという間に目覚ましの音。
予定通り、2時起床でしたが、不思議と眠くありませんでした。
早速、おにぎりを頬張りながら、気持ちを整理します。
次に、両足首にテーピングです。不安材料は両足のアキレス腱痛なので丁寧にテーピングしました。今までで一番きれいに巻けました(笑)
嫁を2時30分に起こし、宿を3時にスタートしました。子供たちは良く寝ていました。
細かい雨が降り続いていました。気持ち的には、どんな天候でもオーケーでした。
車の中で、丸亀から参加しているカジさんに電話すると、これから駐車場を出発するとのこと。カジさんも前日入りでしたが、子供さんの行事で一人での参加とのこと。道の駅での車中泊だったそうです。
3時15分ごろ、スタート会場に到着です。

ゴール地点、この辺でカジさんと待ち合わせです。
捜すこともなくカジさんと会えました。もう少し時間が経っていたら捜せなかったと思います。
カジさんも足首の不調から、8月に医師から2週間ほど安静にするように言われていて、満足な練習ができなかったといいます。

小雨でしたので雨も気にならない程度でした。

しかし、この後、雨が激しくなり体育館に避難することにしました。
すると・・・ひと際目を引く、ぐわぁTの方たちが集合していました。先ずはご挨拶をして、し〜やんさんの所在を聞きました。
し〜やんさんには、私が初めて丹後を走るということで、いろいろ気にかけていただいていましたし、し〜やんさんのブロクを拝見して丹後に向けての参考にさせてもらいました。
皆さんに聞くと、もう列に並んでると思いますよとのことでしたので、人をかき分けながら、ぐわぁTのランナーを捜しました。なんせ、し〜やんさんのお顔を拝見したことかないのですから(笑)
すると、ぐわぁTの上から透明のカッパを着ている方を発見。恐る恐る、「し〜やんさんですか」と声をかけたところ、ハット驚く顔、「私、kenです」「あぁ〜」の遣り取り。
「会えてよかった〜」走りだして捜すのは絶対無理だと思うので、会えて本当に良かった!
ここで会えたことが、最後まて通じていたとは、この時は微塵にも思っていませんでした・・・・
し〜やんさんは、今回はサブ10を狙っているとのこと。最近のレース実績を聞くと、野辺山で10時間半ぐらいで走っているので期待できるタイムです。
でも、2日前にお腹を壊したらしく、それが少し心配と言っていました・・・・。
並んでいる場所は前から6列目ぐらいでしょうか。私にはちょっと前過ぎますが、ストレスのないスタートで良かったです。

し〜やんさんやカジさんと談笑しながらスタートを待ちます。
思ったほど寒くない、というか、暑い。アームカバーを外してしまいました。
そのうち雨も上がりました。
京丹後市長、大会プロデューサーの坂本雄次さんによるスタート式も終わり、スタート時間が迫ってきました。
そして、坂本雄次さんによる掛け声です。
「完走するぞ〜」「おー!」 「完走するぞ〜」「おー!」 「完走するぞ〜」「おー!」
さぁこれからスタートに向けて、カウントダウンです。
10、9、8、7、6、5、
4、3、2、
1、
0・・・ 4時30分スタートです。
スタート直後にはし〜やんさんの後ろ姿が少し見えていましたが、500mもしないうちに暗闇の中に消えてしまいました。し〜やんさん、多分、キロ5分ぐらいのペースだったと思います。
私のすぐ後ろにカジさん。しかし、だんだん離れていきます。というか、私のペースもキロ5分30秒ぐらいだったので早すぎ。つい周りにつられて走ってしまいました。カジさんとも離れてしまいこれまた暗闇の中に、見えなくなってしまいました。
出だしは街の灯りでほのかに周りが見えていたのですが、だんだん暗闇の中に。
聞こえるのは、ランナーの息遣いと、ロードを刻む靴の音。
少し平坦な道を走っていたかと思ったら徐々に登りになります。暗いこともあり、集中できていたのでしょう、さほど苦しくはありませんでしたが、5キロぐらいから汗をかきはじめました。
このあたりまだ序の口だったんですね、この後の七竜峠の登りはきつかった。
途中、月の灯りを右手に見ながら、ザッザッザッと走る音だけが聞こえます。
雨も上がっての月明り、これから暑くなる予感・・・
最初のエイド七竜峠では、バーム飲料だけ。七竜峠を下り終わって約10キロ、時間56分。ちょっと早いなぁと思いながらペースを落とすことが出来ませんでした。
明るくなった夕日ヶ浦の平坦な道を進みます。右手には日本海です。
12、3キロ走ったところでしょうか。私を追い抜く方のゼッケンを見て目を疑いました。
このレース、実は昨年の神鍋世界ジオパーク、加古川マラソンを一緒に走ったひろしさんが参戦しているのですが、連絡を取れずじまいで会えなかったのです。ひろしさんは昨年の丹後を10時間半ぐらいでゴールしている強者で、スタート時点で会えなかったら会うことは難しいなぁと思っていました。
そのひろしさんが、すぐ横にいるではないですか(驚)

「ひろしさん」
向こうもビックリ。
ひろしさんの近況を聞きながら、約5キロほど並走しました。
7月に引っ越して中々練習ができないとのこと、ほとんど後方から追い上げてきたとのこと、今後のレース予定、などなどウルトラの走りのアドバイスもいただきました。
しかし、所詮私とはレベルが違い過ぎるので、先に行っていただくことに・・・
写真を撮るために、一瞬ダッシュして回り込んでパチリ。ひろしさん、どう見てもペース落としてポーズを取って頂いていますね。
実は、ゴール後に再開。私のゴールをひろしさんの奥さん共々待っていてくれていました。聞くところによると、寝不足と練習不足で碇高原登りの手前で30分ほど寝て、さらに碇高原では40分ほどボーとしていたとのこと。それでも私より30分以上前にゴールしていました(驚)

久美浜湾を大きく廻っていると、なんと日差しが出てきました。これから暑くなるのかぁなんて思ってました。

ここで20キロ通過、1時間51分ぐらい。平坦とはいえ、ペースが速すぎ。もう少し抑えてと思っていましたが、心配しなくとも、ここから確実にペースが落ちていきました。

久美浜湾をぐるりと回って、夕日ヶ浦に戻ってきました。この応援が力になります。

30キロ地点、ここでうどんを食べました。

35キロ地点のこの場所は、宿泊した宿のあたり。この場所、10キロ地点とこの35キロ地点を通過することを家族に伝えていましたが、誰もいない・・・・

この後、二度目の七竜峠を登ります。
ここは堪えました・・・
まだまだレースは序盤、標高差はなくとも斜度はかなりあったのできつかった。
頑張って登っていると・・・・前を歩くのは・・・・
し〜やんさんじないか。

追いついて話を聞くと、脱水で脚に痺れがあるとのこと。
かなり辛そうでした。きっと復活することを願って別れましたが、この地点で歩くのは、悔しさもあり、しんどいだろうなと思ってました。
ようやく、七竜峠展望台。2度目のエイドです。

かなり充実したエイドで、オレンジ7個くらい頬張りました。それとザバス、初めて摂取しましたが不味かった。

すべてのエイドで水を被るくらい暑つかった!

ここで42.195キロです。ここまで時間にして4時間14分かな・・・微妙・・・
不思議とフルマラソンの距離だぁという意識はありませんでした。

七竜峠を下ると浅茂漁港です。
ここでtenkoさんの応援横断幕に励まされました。自分の横断幕を捜して、近くにいる方に、この横断幕を作られた方はと聞きましたが、みなさん????で、この場でお礼を言うことはできませんでした。
私、サワkneをお願いしたのでした。

浅茂漁港のエイドでしばし休息。高校生のボランティアにふくらはぎをマッサージしてもらいました。

ここまで44キロぐらいか。
脚の疲労や筋肉痛、一番心配したアキレス腱痛もなし。
でも正直、まだ半分も走っていないのかと思うくらい調子が悪かった。
ここまでブログ記事を書きましたが、すでに23時30分。
今日の体調ですが、すこし太ももが痛むぐらい。一番ひどかったのは走った翌日でした。立ち上がるのに数秒かかり、杖が欲しい状態でした。現在の体調は多少の筋肉痛はあるものの何とか普通に歩けています。
これ以上は眠くてブログ書けず・・・・
THさんの応援エイドまで書き記したかった(泣)
したがって、まさかまさかの第2弾に続きます。
ウルトラって凄いなぁとつくづく思います。何が・・・ロマンを感じることができるから・・・・
明日また続けますが読み返してないので、かなり支離滅裂な文章だろうなぁ・・・・
こんな感じで思い返しています。
ブログのサブタイトルにあるように、ハーフからフルまで(最近はトレイルも少し)走っていますが、目標は100キロウルトラマラソンを走ることでした。
3年連続で「四万十川ウルトラマラソン」に落選。昨年、当確だと自分自身で確信していた「えびすだいこく100キロ」は落選。今年の「えびすだいこく100キロ」は当選するも、まさかの転勤で断念。
ようやく手にした100キロの切符です。
ウルトラに向けてあまり納得できるトレーニングもできなかったし、体重も増加。不安材料もあったので心配な面はありましたが、それよりも何よりも、いよいよ走れるというワクワク感の方が強かったです。
家族も応援に行くので、丹後には前日入りすることにしました。
自宅を7時にスタート。
途中、横浜町田インターから大和トンネル付近まで渋滞。名古屋から名神に接続するのに渋滞。それ以外は順調でしたが、約590㎞、9時間で受付会場のあるアミティ丹後に到着しました。
16時に会場に着いたときは、かなりの雨でした。

アミティ丹後の出店ブースを見てまわりました。雨脚も強くなり、人影はまばらでした。

トレランバックが50%オフ。欲しいな〜と思いながら、受付会場のある体育館へ。

受付でナンバーカード引換券を渡すと、荷物袋とコースのエイドに置ける荷物袋を2枚、他に冊子や参加賞を受け取りました。

雨が激しくてゆっくりする余裕もなく、今夜の宿のある夕日ヶ浦温泉郷に向かいました。距離にして10キロ程度。
宿は海岸に面するロケーションにありました。夏の海水浴シーズンなら、かなりおすすめの場所です。白砂のロングビーチが約8kmにわたり続いているそうで、天気が良ければ夕日も綺麗でしょう。生憎の天候でしたので残念。
レース前泊については、レースのスタートが朝4時30分ということなので、基本的に寝泊りするだけ。したがって少しでもリーズナブルな宿にしました。家族には不満もありましたが・・・貸し切りで温泉も入れたし良しととしましょう(笑) 宿は奥の庄
宿の近くにある、夕日ヶ浦温泉外湯「花ゆうみ」で夕食。なかなかリーズナブルで美味しくて良かった。そのあと、朝食用に近くのスーパーでおにぎりを3個買いました。
温泉に入ってからレースの準備。レース途中で着替えるかどうか迷いました。
着替えの荷物を置ける場所は
53.9キロ地点の弥栄(やえい)庁舎
71.8キロ地点の碇高原
早めに着替えてリフレッシュするか、後半に着替えてライトスパートするか・・・
考えに考えて(5分ぐらい)、後半勝負を選択。となれば、死ぬ気で走るつもりで「ぐわぁT」を後半に着用することにしました。
持ち物はカメラと小銭だけ。エイドが29か所と豊富なので、サプリやスポーツ羊羹などは一切持たずで大丈夫と思いました。
レースプランはほとんどなく、最初は気持ちの良いペースで入って、最後は頑張るだけです。
20時30分には布団に潜り込みました。予定では2時起床。3時に宿を出発し、3時30分には会場へ行く予定でした。
しかし、しかし、なかなか寝付けません。
頭の中が興奮しているのか、眠気はどこへやら。
しかたがないので、スマホを見ながら、ブログチェックです。
THさんのブログをチェックしていたら、なんとTH2さんが凄い事しているとの記事が・・・
えっ!
(@_@)
うそでしょ〜
一人で・・・・
TH2さんのブログ見たのが22時過ぎ。ますます目が覚めてきました。
ここまで眠れないと、もう無理に寝るのを諦めました。横になっているだけで体は休まるさ〜と思いながら悶々としていました。
もう0時まわっています。あと2時間で起床時間だぁと思っていたら、いつしか寝ていたんですね。あっという間に目覚ましの音。
予定通り、2時起床でしたが、不思議と眠くありませんでした。
早速、おにぎりを頬張りながら、気持ちを整理します。
次に、両足首にテーピングです。不安材料は両足のアキレス腱痛なので丁寧にテーピングしました。今までで一番きれいに巻けました(笑)
嫁を2時30分に起こし、宿を3時にスタートしました。子供たちは良く寝ていました。
細かい雨が降り続いていました。気持ち的には、どんな天候でもオーケーでした。
車の中で、丸亀から参加しているカジさんに電話すると、これから駐車場を出発するとのこと。カジさんも前日入りでしたが、子供さんの行事で一人での参加とのこと。道の駅での車中泊だったそうです。
3時15分ごろ、スタート会場に到着です。

ゴール地点、この辺でカジさんと待ち合わせです。
捜すこともなくカジさんと会えました。もう少し時間が経っていたら捜せなかったと思います。
カジさんも足首の不調から、8月に医師から2週間ほど安静にするように言われていて、満足な練習ができなかったといいます。

小雨でしたので雨も気にならない程度でした。

しかし、この後、雨が激しくなり体育館に避難することにしました。
すると・・・ひと際目を引く、ぐわぁTの方たちが集合していました。先ずはご挨拶をして、し〜やんさんの所在を聞きました。
し〜やんさんには、私が初めて丹後を走るということで、いろいろ気にかけていただいていましたし、し〜やんさんのブロクを拝見して丹後に向けての参考にさせてもらいました。
皆さんに聞くと、もう列に並んでると思いますよとのことでしたので、人をかき分けながら、ぐわぁTのランナーを捜しました。なんせ、し〜やんさんのお顔を拝見したことかないのですから(笑)
すると、ぐわぁTの上から透明のカッパを着ている方を発見。恐る恐る、「し〜やんさんですか」と声をかけたところ、ハット驚く顔、「私、kenです」「あぁ〜」の遣り取り。
「会えてよかった〜」走りだして捜すのは絶対無理だと思うので、会えて本当に良かった!
ここで会えたことが、最後まて通じていたとは、この時は微塵にも思っていませんでした・・・・
し〜やんさんは、今回はサブ10を狙っているとのこと。最近のレース実績を聞くと、野辺山で10時間半ぐらいで走っているので期待できるタイムです。
でも、2日前にお腹を壊したらしく、それが少し心配と言っていました・・・・。
並んでいる場所は前から6列目ぐらいでしょうか。私にはちょっと前過ぎますが、ストレスのないスタートで良かったです。

し〜やんさんやカジさんと談笑しながらスタートを待ちます。
思ったほど寒くない、というか、暑い。アームカバーを外してしまいました。
そのうち雨も上がりました。
京丹後市長、大会プロデューサーの坂本雄次さんによるスタート式も終わり、スタート時間が迫ってきました。
そして、坂本雄次さんによる掛け声です。
「完走するぞ〜」「おー!」 「完走するぞ〜」「おー!」 「完走するぞ〜」「おー!」
さぁこれからスタートに向けて、カウントダウンです。
10、9、8、7、6、5、
4、3、2、
1、
0・・・ 4時30分スタートです。
スタート直後にはし〜やんさんの後ろ姿が少し見えていましたが、500mもしないうちに暗闇の中に消えてしまいました。し〜やんさん、多分、キロ5分ぐらいのペースだったと思います。
私のすぐ後ろにカジさん。しかし、だんだん離れていきます。というか、私のペースもキロ5分30秒ぐらいだったので早すぎ。つい周りにつられて走ってしまいました。カジさんとも離れてしまいこれまた暗闇の中に、見えなくなってしまいました。
出だしは街の灯りでほのかに周りが見えていたのですが、だんだん暗闇の中に。
聞こえるのは、ランナーの息遣いと、ロードを刻む靴の音。
少し平坦な道を走っていたかと思ったら徐々に登りになります。暗いこともあり、集中できていたのでしょう、さほど苦しくはありませんでしたが、5キロぐらいから汗をかきはじめました。
このあたりまだ序の口だったんですね、この後の七竜峠の登りはきつかった。
途中、月の灯りを右手に見ながら、ザッザッザッと走る音だけが聞こえます。
雨も上がっての月明り、これから暑くなる予感・・・
最初のエイド七竜峠では、バーム飲料だけ。七竜峠を下り終わって約10キロ、時間56分。ちょっと早いなぁと思いながらペースを落とすことが出来ませんでした。
明るくなった夕日ヶ浦の平坦な道を進みます。右手には日本海です。
12、3キロ走ったところでしょうか。私を追い抜く方のゼッケンを見て目を疑いました。
このレース、実は昨年の神鍋世界ジオパーク、加古川マラソンを一緒に走ったひろしさんが参戦しているのですが、連絡を取れずじまいで会えなかったのです。ひろしさんは昨年の丹後を10時間半ぐらいでゴールしている強者で、スタート時点で会えなかったら会うことは難しいなぁと思っていました。
そのひろしさんが、すぐ横にいるではないですか(驚)

「ひろしさん」
向こうもビックリ。
ひろしさんの近況を聞きながら、約5キロほど並走しました。
7月に引っ越して中々練習ができないとのこと、ほとんど後方から追い上げてきたとのこと、今後のレース予定、などなどウルトラの走りのアドバイスもいただきました。
しかし、所詮私とはレベルが違い過ぎるので、先に行っていただくことに・・・
写真を撮るために、一瞬ダッシュして回り込んでパチリ。ひろしさん、どう見てもペース落としてポーズを取って頂いていますね。
実は、ゴール後に再開。私のゴールをひろしさんの奥さん共々待っていてくれていました。聞くところによると、寝不足と練習不足で碇高原登りの手前で30分ほど寝て、さらに碇高原では40分ほどボーとしていたとのこと。それでも私より30分以上前にゴールしていました(驚)

久美浜湾を大きく廻っていると、なんと日差しが出てきました。これから暑くなるのかぁなんて思ってました。

ここで20キロ通過、1時間51分ぐらい。平坦とはいえ、ペースが速すぎ。もう少し抑えてと思っていましたが、心配しなくとも、ここから確実にペースが落ちていきました。

久美浜湾をぐるりと回って、夕日ヶ浦に戻ってきました。この応援が力になります。

30キロ地点、ここでうどんを食べました。

35キロ地点のこの場所は、宿泊した宿のあたり。この場所、10キロ地点とこの35キロ地点を通過することを家族に伝えていましたが、誰もいない・・・・

この後、二度目の七竜峠を登ります。
ここは堪えました・・・
まだまだレースは序盤、標高差はなくとも斜度はかなりあったのできつかった。
頑張って登っていると・・・・前を歩くのは・・・・
し〜やんさんじないか。

追いついて話を聞くと、脱水で脚に痺れがあるとのこと。
かなり辛そうでした。きっと復活することを願って別れましたが、この地点で歩くのは、悔しさもあり、しんどいだろうなと思ってました。
ようやく、七竜峠展望台。2度目のエイドです。

かなり充実したエイドで、オレンジ7個くらい頬張りました。それとザバス、初めて摂取しましたが不味かった。

すべてのエイドで水を被るくらい暑つかった!

ここで42.195キロです。ここまで時間にして4時間14分かな・・・微妙・・・
不思議とフルマラソンの距離だぁという意識はありませんでした。

七竜峠を下ると浅茂漁港です。
ここでtenkoさんの応援横断幕に励まされました。自分の横断幕を捜して、近くにいる方に、この横断幕を作られた方はと聞きましたが、みなさん????で、この場でお礼を言うことはできませんでした。
私、サワkneをお願いしたのでした。

浅茂漁港のエイドでしばし休息。高校生のボランティアにふくらはぎをマッサージしてもらいました。

ここまで44キロぐらいか。
脚の疲労や筋肉痛、一番心配したアキレス腱痛もなし。
でも正直、まだ半分も走っていないのかと思うくらい調子が悪かった。
ここまでブログ記事を書きましたが、すでに23時30分。
今日の体調ですが、すこし太ももが痛むぐらい。一番ひどかったのは走った翌日でした。立ち上がるのに数秒かかり、杖が欲しい状態でした。現在の体調は多少の筋肉痛はあるものの何とか普通に歩けています。
これ以上は眠くてブログ書けず・・・・
THさんの応援エイドまで書き記したかった(泣)
したがって、まさかまさかの第2弾に続きます。
ウルトラって凄いなぁとつくづく思います。何が・・・ロマンを感じることができるから・・・・
明日また続けますが読み返してないので、かなり支離滅裂な文章だろうなぁ・・・・
こんな感じで思い返しています。
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