本島マイペースマラソン完走記【最終章】
本島は、瀬戸内海国立公園の中心部に位置し、「海の銀座」とも「歴史と文化財の宝庫」とも呼ばれていて、丸亀港から船で約35分のところにあります。

走ったコースは、こちら。島を1周する、14.4㎞のコースです。

前回の続き・・・・
カウントダウンが続き、5、4、3、2、1、スタートの瞬間です。

本島中学校をスタートし、さきほど見学した塩飽勤番所前を通過します。
一緒にスタートしたはずのTH2さんが見あたりません。あれっと後ろを振り返ると、3、4メートル後方に発見。
わずか300メートルでしたが、練習レース以外でTH2さんの前を走ったのは、初めてのことでした(笑)。
しかし、TH2さん、直ぐさま追いつき、横に並びます。
「時計押すの忘れてました~」とのこと。
もしかしてと、私も時計を見たら、押し忘れてました(笑)。
この間、1分30秒から2分は誤差が生じていることに・・・・
THさんは、どんどん先に行きます。この時は、キロ4分10秒くらいでしょうか、まったく付いていけません。

お~あっという間に離れていきます。TH2さんは、付いてきているものと思っていたらしいのですが、それは無理でしょう!

ほどなく、M氏が抜いていきます。「Mさん」と声をかけた瞬間、振り向いてくれました。
惚れ惚れとするフォームでかっ飛んでいきました。
しばらく、THさんと並走、お互い話しながら走ってたそうですが、いつの間にかM氏は走り去っていったそうです。

1キロ少し通過したあたり、まだ前方にTH2さんが見え隠れしているのですが、私はゼェハァゼェハァですでに喉がカラカラ状態でした。

景色が疲れた呼吸を癒してくれます・・・・いや、ぜんぜん苦しい~

前方を走る女性、スタートラインでも私の横にいらっしゃった方でしたが、お仲間と一緒らしく、男性の方が常に、掛け声をかけながら叱咤激励してました。この先で一度抜いたのですが、ゴール2キロ前で抜かれてしまい、最後、ゴールでは1秒差で先着されてしまいました。実に根性のある女性です。

最初の上り約600メートルを上りきったあたり。瀬戸内海の景観が楽しめます。しかしこの時、ゼェゼェで喉が渇いて咳き込むくらいでした。

長い坂道を下っていきます。すると、給水所まで200メートルの文字が・・・
やっとたどり着いたかって感じ。
そういえば、レース前のコース説明のとき、「給油所」ってボケてましたが、この際何でもいい、水・水・水・・・・でした。

やったぁ~。しかし、見事に水しかありません(笑)でも、きれいに飲み干しました。

またまた、次の坂です。まったく脚が前に出ません。調子悪いのかなぁなんて考えてました。
すると、5分遅れでスタートしたBコースの選手たちが、次々と追い抜いていきます。まるでカモシカみたいに走っていくではないですか。おそらく中学生か〜キロ3分前半というところでしょう。立て続けに2人に抜かれ、下りでも2人に抜かれます。とにかく速いわ~

そして下りきると、きれいな海岸が広がっています。

少~し、磯の香りもしました。

このあたりで、Bコースの方は左折します。
そして2つめの給水所。ここでもあるのは水だけ。コップの中身を全部飲み干します。
しばらく行くと、このコース最大の難所、約3キロに渡ってのアップダウンが続きます。コース説明のとき、確か、地獄とか言っていたような~
2人前の黒のTシャツのランナー、この方とも最後までデッドヒートでした。先ほど抜いた女性は少し後ろを走っていたはず。というのも振り向きはしませんでしたが、同僚の方の叱咤激励の声が遠くから聞こえていたから。

坂道、急カーブの連続でしたが、自分自身に叱咤激励です。それこそ、城山、大麻山、青の山やトレイルでのランを思い出しながら走りました。

う~ん、前に離される。後ろの叱咤激励の声が大きくなる~という感じです。

上りきると景色が一変、心地よい潮風が通り抜けます。

下りはかなり調子がよい。というか、みなさんも、スピードが出ているようで前とは差がつまりません。

この先もアップダウン。少し行ったところで、黒Tシャツのランナーを抜きました。この方も、根性あります。抜いたり抜かされたりを繰り返しながら走ります。お互い良い刺激だったと勝手に思っています。

最後の下りで、一度は抜いた女性ランナーに抜かれてしまいました。う~ん、悔しいかな付いていけない。10mくらいの距離を保ちながら、これ以上離されないように前を追います。
それにしても、男性の同僚の方、叱咤激励がすごい。何んせ、最初からず~と声を掛け通しです。
さながら特訓、いや、私の岡山マラソンの時のTH2さんのような感じか。
各地区の港では、このような応援が所々であります。これが何とも言えない、ホッコリしたものを感じさせます。
ここを過ぎると、Bコースと合流して、3つ目の最後の給水所です。
ここでも当然、水。でも魔法の水です。元気が出ます。

残り、約2キロ切ったくらいか、右手に見える海岸を見ながら、ここは夏に楽しんだ海水浴かぁなんて思い出していました。
しかし、ここまできたら、最後は根性です。
と思ったら、黒Tシャツのランナーに抜かれてしまいました(笑)。
負けてはならぬと、前を追い、女性ランナー、黒Tシャツ、私のデッドヒート。しかし、3人の差は、ゴールまで変わらず・・・・。
中学校のグランドを半周してゴールです。

ゴールは目の前ですが、このまま終ってしまうのが淋しい、もっと走っていたい、そんな気分でした。

でもさすがに疲れました~
先にゴールしたTH2さんが待ってくれていました。
私がカメラで撮った瞬間。

一方で、同じ瞬間のTH2さん目線(笑)

ゴールした瞬間は、カメラの記録から1時13分。
押し忘れの時計で、1時間2分43秒。
ということは、12時10分スタートだったから、記録は、63分~64分くらいかな~
この大会、計測チップがないのです。完走証もないのですが、後日、ハガキでコース別順位と記録を知らせてくれるそうです。
楽しみ楽しみ。
多分、目標の65分は切れていると思いますが・・・・
このアップダウンをキロ4分30秒以内で走れたことになりますが、本当かなぁ。
ゴール後、バスタオルで体を拭き、急いで港へ。
13時45分のフェリーに乗らないと、1時間待ちになるため急ぎました、汗も余計にかきました(笑)。
島でビールでも飲みながら次の船便をゆっくり待ちたいところですが、そうした店もなさそうなので仕方ありません。
フェリーは敢えて椅子席ではなく、デッキでノンビリと、と思っていたら風が強くて強くて、難義しました。
丸亀着くや、向かったのは・・・・

「しらさぎ」です。実は、「しらさぎ」のマスターも本島マイペースマラソンBコースに参加していました。昨年も参加して年代別3位の成績。今年は、きっと優勝を狙っているでしょう。

14時半、外は明るいですが乾杯です~
美~味い。走った後だから余計に美味い。丸亀最後のレースと思うと尚更美味い。

ビールの次は、焼酎・・・・
そのうち、レースから帰ったマスターも店に立ちます。お疲れ様でした。
結果を訊ねると、練習不足で、多分、9番くらいかなぁと残念そう。レベルが違いますね~
色々な話しをながら、しかも、私の一方的な話をTH2さんは聞いてくれました。ありがとうございました。
そうこうして、すでに4時間経過。全く持って酔っ払いです。
最後に、マスターと記念写真。2年間、「しらさぎ」にはよく通わせていただきました。ありがとうございました、マスター。

表に出ると、日は傾きかけてました。今日も飲んだなぁ~

本島マイペースマラソン、本当に良い大会でした。

Aコース多分400人くらいの参加か。Cコース、オープン参加と合わせて多分200人くらいの参加か。
結構、レベルの高いマラソン大会だと思いました。
また参加したい、そう思わずにはいられない大会でした。

参加賞の記念メダルです。


ちなみに、参加費は2,800円
本当に、本当に、良い大会でした。
島のみなさん、ありがとうございました。

走ったコースは、こちら。島を1周する、14.4㎞のコースです。

前回の続き・・・・
カウントダウンが続き、5、4、3、2、1、スタートの瞬間です。

本島中学校をスタートし、さきほど見学した塩飽勤番所前を通過します。
一緒にスタートしたはずのTH2さんが見あたりません。あれっと後ろを振り返ると、3、4メートル後方に発見。
わずか300メートルでしたが、練習レース以外でTH2さんの前を走ったのは、初めてのことでした(笑)。
しかし、TH2さん、直ぐさま追いつき、横に並びます。
「時計押すの忘れてました~」とのこと。
もしかしてと、私も時計を見たら、押し忘れてました(笑)。
この間、1分30秒から2分は誤差が生じていることに・・・・
THさんは、どんどん先に行きます。この時は、キロ4分10秒くらいでしょうか、まったく付いていけません。

お~あっという間に離れていきます。TH2さんは、付いてきているものと思っていたらしいのですが、それは無理でしょう!

ほどなく、M氏が抜いていきます。「Mさん」と声をかけた瞬間、振り向いてくれました。
惚れ惚れとするフォームでかっ飛んでいきました。
しばらく、THさんと並走、お互い話しながら走ってたそうですが、いつの間にかM氏は走り去っていったそうです。

1キロ少し通過したあたり、まだ前方にTH2さんが見え隠れしているのですが、私はゼェハァゼェハァですでに喉がカラカラ状態でした。

景色が疲れた呼吸を癒してくれます・・・・いや、ぜんぜん苦しい~

前方を走る女性、スタートラインでも私の横にいらっしゃった方でしたが、お仲間と一緒らしく、男性の方が常に、掛け声をかけながら叱咤激励してました。この先で一度抜いたのですが、ゴール2キロ前で抜かれてしまい、最後、ゴールでは1秒差で先着されてしまいました。実に根性のある女性です。

最初の上り約600メートルを上りきったあたり。瀬戸内海の景観が楽しめます。しかしこの時、ゼェゼェで喉が渇いて咳き込むくらいでした。

長い坂道を下っていきます。すると、給水所まで200メートルの文字が・・・
やっとたどり着いたかって感じ。
そういえば、レース前のコース説明のとき、「給油所」ってボケてましたが、この際何でもいい、水・水・水・・・・でした。

やったぁ~。しかし、見事に水しかありません(笑)でも、きれいに飲み干しました。

またまた、次の坂です。まったく脚が前に出ません。調子悪いのかなぁなんて考えてました。
すると、5分遅れでスタートしたBコースの選手たちが、次々と追い抜いていきます。まるでカモシカみたいに走っていくではないですか。おそらく中学生か〜キロ3分前半というところでしょう。立て続けに2人に抜かれ、下りでも2人に抜かれます。とにかく速いわ~

そして下りきると、きれいな海岸が広がっています。

少~し、磯の香りもしました。

このあたりで、Bコースの方は左折します。
そして2つめの給水所。ここでもあるのは水だけ。コップの中身を全部飲み干します。
しばらく行くと、このコース最大の難所、約3キロに渡ってのアップダウンが続きます。コース説明のとき、確か、地獄とか言っていたような~
2人前の黒のTシャツのランナー、この方とも最後までデッドヒートでした。先ほど抜いた女性は少し後ろを走っていたはず。というのも振り向きはしませんでしたが、同僚の方の叱咤激励の声が遠くから聞こえていたから。

坂道、急カーブの連続でしたが、自分自身に叱咤激励です。それこそ、城山、大麻山、青の山やトレイルでのランを思い出しながら走りました。

う~ん、前に離される。後ろの叱咤激励の声が大きくなる~という感じです。

上りきると景色が一変、心地よい潮風が通り抜けます。

下りはかなり調子がよい。というか、みなさんも、スピードが出ているようで前とは差がつまりません。

この先もアップダウン。少し行ったところで、黒Tシャツのランナーを抜きました。この方も、根性あります。抜いたり抜かされたりを繰り返しながら走ります。お互い良い刺激だったと勝手に思っています。

最後の下りで、一度は抜いた女性ランナーに抜かれてしまいました。う~ん、悔しいかな付いていけない。10mくらいの距離を保ちながら、これ以上離されないように前を追います。
それにしても、男性の同僚の方、叱咤激励がすごい。何んせ、最初からず~と声を掛け通しです。
さながら特訓、いや、私の岡山マラソンの時のTH2さんのような感じか。
各地区の港では、このような応援が所々であります。これが何とも言えない、ホッコリしたものを感じさせます。
ここを過ぎると、Bコースと合流して、3つ目の最後の給水所です。
ここでも当然、水。でも魔法の水です。元気が出ます。

残り、約2キロ切ったくらいか、右手に見える海岸を見ながら、ここは夏に楽しんだ海水浴かぁなんて思い出していました。
しかし、ここまできたら、最後は根性です。
と思ったら、黒Tシャツのランナーに抜かれてしまいました(笑)。
負けてはならぬと、前を追い、女性ランナー、黒Tシャツ、私のデッドヒート。しかし、3人の差は、ゴールまで変わらず・・・・。
中学校のグランドを半周してゴールです。

ゴールは目の前ですが、このまま終ってしまうのが淋しい、もっと走っていたい、そんな気分でした。

でもさすがに疲れました~
先にゴールしたTH2さんが待ってくれていました。
私がカメラで撮った瞬間。

一方で、同じ瞬間のTH2さん目線(笑)

ゴールした瞬間は、カメラの記録から1時13分。
押し忘れの時計で、1時間2分43秒。
ということは、12時10分スタートだったから、記録は、63分~64分くらいかな~
この大会、計測チップがないのです。完走証もないのですが、後日、ハガキでコース別順位と記録を知らせてくれるそうです。
楽しみ楽しみ。
多分、目標の65分は切れていると思いますが・・・・
このアップダウンをキロ4分30秒以内で走れたことになりますが、本当かなぁ。
ゴール後、バスタオルで体を拭き、急いで港へ。
13時45分のフェリーに乗らないと、1時間待ちになるため急ぎました、汗も余計にかきました(笑)。
島でビールでも飲みながら次の船便をゆっくり待ちたいところですが、そうした店もなさそうなので仕方ありません。
フェリーは敢えて椅子席ではなく、デッキでノンビリと、と思っていたら風が強くて強くて、難義しました。
丸亀着くや、向かったのは・・・・

「しらさぎ」です。実は、「しらさぎ」のマスターも本島マイペースマラソンBコースに参加していました。昨年も参加して年代別3位の成績。今年は、きっと優勝を狙っているでしょう。

14時半、外は明るいですが乾杯です~
美~味い。走った後だから余計に美味い。丸亀最後のレースと思うと尚更美味い。

ビールの次は、焼酎・・・・
そのうち、レースから帰ったマスターも店に立ちます。お疲れ様でした。
結果を訊ねると、練習不足で、多分、9番くらいかなぁと残念そう。レベルが違いますね~
色々な話しをながら、しかも、私の一方的な話をTH2さんは聞いてくれました。ありがとうございました。
そうこうして、すでに4時間経過。全く持って酔っ払いです。
最後に、マスターと記念写真。2年間、「しらさぎ」にはよく通わせていただきました。ありがとうございました、マスター。

表に出ると、日は傾きかけてました。今日も飲んだなぁ~

本島マイペースマラソン、本当に良い大会でした。

Aコース多分400人くらいの参加か。Cコース、オープン参加と合わせて多分200人くらいの参加か。
結構、レベルの高いマラソン大会だと思いました。
また参加したい、そう思わずにはいられない大会でした。

参加賞の記念メダルです。


ちなみに、参加費は2,800円
本当に、本当に、良い大会でした。
島のみなさん、ありがとうございました。
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